ガラスリペア専門店の進化するツールと技術
一時的な補修ではなく、半永久的なリペアのために
当店では一時的な補修ではなく、半永久的に維持させるリペアのために、高品質な修理剤 (ハイグレードレジン) と実績のある高性能なリペア機器を使用しています。
使用しているインジェクターはヒビの中を真空にする吸引性能、レジンを圧入する加圧性能ともに、数あるリペア機器の中でもハイスペックな性能です。
強度と耐劣化性、そして透明度に優れたレジン
当店使用のレジンは、硬化後の強度を保つため、引張強度に優れた高品質なレジンです。また、配合されているUV制御剤により、経年による黄ばみが抑えられ、耐劣化性に優れています。
このレジンの特徴は、フロントガラスの屈折率と同等の数値に設定され製造されており、高い透明度でヒビを極限まで目立たなくすることができます。
ダイヤモンドクリヤーと名付けらているこのレジンは、透明度に関しても最高水準のハイグレードレジンです。
レジンを使用する際は、ヒビの種類や割れ方の状態、そして気温などにより、高粘度、中粘度、低粘度を使い分けています。
また、フロントガラスの色によりクリアー、ブルー、グリーン、アンバー(茶) 、グレーなど、数種類のレジンから適切に選択し使い分けをしております。
最新 LED UVランプで強固に完全硬化
ヒビの中に圧入したレジンを強固に硬化させるため、硬化スピードの速い LEDタイプの専用 UV ランプを使用しています。
通常の UVランプ に比べ LED UVランプ の硬化スピードの速さはレジンの収縮を抑えることができます。
また、通常の UVランプ にあるような硬化ムラを起こさず 完全硬化 するため、ヒビが拡がるリスクを残しません。
強度や仕上がりに影響する重要なリペアツールです。
リスクを残さず完成度の高いリペアのために
ヒビの中に水分が入ってしまっている場合、水分除去ツールで完全除去してからリペア作業をします。(時間がかかる場合があります)
水分が残ったままリペアしてしまうと、ヒビの中の水分部分にレジンが入らず硬化しないので、ヒビが伸び拡がってしまうリスクを残すことになります。
雨が降らなくても、夜つゆや霜がガラスに付着した場合でもヒビの中に水分が入ってしまいますので、リペアするまでの間は水分が入らないようにビーニールテープなどでヒビを保護することをお願いいたします。
リペア作業の様子をご案内
インジェクターの吸引圧力により、ヒビの中の空気を吸引し真空状態にしている様子です。
ヒビの中の空気が気泡となりインジェクターの中に吸い込まれていきます。
完全に真空状態にしなければヒビの先端まで修理剤が入りませんので、仕上がりや強度に影響する重要な工程です。
インジェクターの加圧により、ヒビの中の空間にレジンが少しづつ入っていく様子です。
加圧作業はヒビが伸びるリスクがあるので、繊細な作業が要求されます。
ヒビの種類や大きさ、または割れ方の状態などで判断し、加圧する圧力の調整を行いながら慎重に時間をかけ圧入していきます。
ヒビの隅々までレジンが圧入された状態です。
ヒビの先端や隅々まで圧入された事を確認し、専用UVランプで硬化させます。
衝撃点 (石の当たった場所) の修正と表面の仕上げ作業をしてリペア完了です。